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ブイヤベース

冬の魚料理です。

この料理の主役は、具材ではなくスープ。

まず、鮮魚のアラと香味野菜などで出汁を取ります。

それをベースとして、更に甲殻類、香味野菜でやさしく出汁をとります。(ダブルスープ)

提供時、このスープの中で具材を加熱していくのですが、更に魚介類の旨みが添加され、

複雑な味わいに仕上がります。是非、スープを最後まで飲み干して頂きたい一品です。

2012年12月27日(木) 料理

長静館の温泉

長静館は湯元であり、自家源泉を所有しております。

浴槽は決して広くはありませんが、一日の宿泊人数を最大で10人としている為、どなたとも会う事なく

入浴できる事もしばしばです。

加温、循環ろ過無しの本物の温泉を是非お楽しみください。

冬季は、温度調整の為の加水もほぼございません。

冷え切った躰がじんわりと温まっていく喜びは、この時期だけの楽しみでもあります。

2012年12月08日(土) お知らせ

秋刀魚のミルフィーユ 2012ver

昨年の秋刀魚のミルフィーユを、今年はバージョンアップしました。

今年は、一皿の中に四種類の秋刀魚を表現しました。

温度帯、触感、風味、味わい・・秋刀魚を様々な表情を楽しんで頂ける一品です。

酢〆、炙り、梅肉焼き、オイル漬け・・・

※今年度は、状態の良好な秋刀魚の入荷が不安定な為、予告なく変更する場合がございます。

 

2012年10月28日(日) お知らせ

冷たい野菜の炊き合わせ

朝食の一品です。

まだまだ暑い日が続いておりますので、短い期間限定になりますが、9種類の具材で炊き合わせをこしらえました。

それそれの具材を、それぞれに適した味付けで・・

2012年09月05日(水) 料理

まるごとの鮎

夏の魚料理です。昨年の鮎はコンフィに仕立てましたが、今年は食べやすさを更に追求しました。

パテと燻製で鮎のすべてを味わって頂きます。

パテは、内臓から骨まで形を変えた鮎そのものです。

フィレの方は、鮎の香りと燻香を同居させています。

定番の塩焼きとは異なるアプローチを、どうぞお楽しみください。

きゅうりのソースを添えて・・・

2012年08月07日(火) 料理

ふんわりトマト

夏の一品目のお料理です。

完熟トマトを湯剥きにしてミキサーにかけたものを、半分以下の目方になるまで煮詰めます。

これを丁寧に裏ごしして、上澄み液と果肉部分にわけます。

上澄み液は、新食感の軽やかな泡、

果肉部分は、生クリームを合わせてムースに仕立てました。

徹底的に煮詰めているので味の凝縮度が大変強く、少量でもトマトのすべてを存分に味わうことができます。

仕上げに、フレッシュトマトと自家製バジルオイルをあしらいました。

触感、調理法、味のグラデーションを感じて頂ける一品です。

2012年07月26日(木) 料理

おこげ風 野菜餡かけ

夏のご飯ものです。色とりどりの夏野菜をふんだんに盛り込みました。

油脂をほとんど使用していないので、〆にふさわしくサッパリとした味わいです。

カリッとしながらモチっとしたスパイシーなお米は、次第にシットリとした触感に変わっていきます。

2012年07月09日(月) 料理

長静館のジンジャエール

長静館では、ジンジャエールも手作りに拘ります。

たっぷりの生姜をすりおろし、各種スパイスを加えてジックリと煮込みます。

これを漉していくのですが、細かい個体成分を少しだけ含ませるのがポイントです。

生姜のフレッシュな野性味と、キリッと効いたスパイスが口中に広がります。

2012年06月20日(水) 仕込み

春の魚料理の付け合せ

春の魚料理は、天然鯛、金目鯛、釣りもの太刀魚などの中から、その時手に入る

最上のものを使用しているのですが、その主役たちにそっと寄り添う

様々な野菜のマリネです。これに柑橘類、山菜を組み合わせ、熟成させた濃厚な主役

との相乗効果を図ります。

2012年05月27日(日) 仕込み

天然鯛の兜煮

先日、お祝い事のあったお客様のご宿泊があり、鯛の兜煮を久しぶりにこしらえました。

この料理のポイントは、短時間でイッキに仕上げる事。

こっくりと甘辛い煮汁に、あまり味を浸み込ませていない身をつけながら食べて頂きます。

伝統的な料理ですが、色褪せない美味しさがあります。

2012年04月23日(月) 料理